2021年度の新歓に際して、部の活動についてよくある質問をまとめております。ご参考になれば幸いです。

なお、新歓の日程などの情報は2021年度新歓情報のページに、部の活動に関する基本的な情報は活動概要のページに掲載してあります。併せてご覧ください。

もしその他に質問などがございましたら、お問い合わせのページからご連絡ください。

よくある質問

活動内容について

Q. 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、部の活動はどのように変わりましたか?

A. 2020年度には活動を全てオンライン化しました。ディベートはdiscordやZoomを用いて早くからオンラインで行われ、弁論大会は全てZoomで開催されました。

読書会などはかえって開催数が激増し、最初からオンラインでやっていればよかったと口にする部員が多いです。活動後に食事等に行くことはなくなりましたが、開催数の増えた読書会が部員間の交流の場となりました。

Q. 弁論部の活動はディベート・弁論・読書会だけですか?

A. いえ、弊部ではそれら3つ以外の活動も行うことが多々あります。個々の活動を部会というのですが、部の総会で承認さえされれば部会の内容は自由です。

    2020年度の例

  • 読書部会:一推し本を紹介、雑談する会
  • 法学部会:予備試験の問題集を解き、答案を見せ合うなどして勉強する会
  • 弁論を語る会:弁論についてのあれこれを語り合う会

このほかにも、年末に有志がオンラインゲーム大会を行うなどしていました。

Q. 活動頻度やかかる時間はどのくらいですか?

A. 弊部での活動は全て任意参加なので基本的にはご自身のご意向によって決まります。ですがご参考までに、ディベート・弁論・読書会&その他それぞれにわけて一例をお答えします。

    活動時間の例

  • ディベート:チームによりますが、大会1ヶ月ほど前から週に1-3回ほど練習試合を行います。1試合あたり1.5時間程度です。
  • 弁論:弁士の都合によりますが、大会1ヶ月ほど前から週に1回程度弁論の練習を行います。1回あたり2時間ほどです。
  • 読書会&その他:不定期開催なので頻度をお答えするのは難しいですが、1回あたり1,2時間で終わるものがほとんどです。
Q. 読書会はどんなテーマのものがありますか?

A. 読書会は部員が興味関心に応じて開くので、最初からテーマが決まっているわけではありません。ご参考に昨年度の例をあげさせていただきます。

    読書会の例

  • 政治思想部会:ルナン「国民とは何か」、フィヒテ「ドイツ国民に告ぐ」、ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル』、サイード『オリエンタリズム』、カール・シュミット『大地のノモス』、フーコー『監獄の誕生』など。その他多数。
  • 政治哲学部会:福家佑亮「デモクラシーを支えるもの」、Karl Knight “Luck Egalitarianism”など。
  • 日本政治部会:菅義偉『政治家の覚悟』竹中治堅『コロナ危機の政治』櫻澤誠『沖縄現代史』新川明『反国家の兇区』大江健三郎『沖縄ノート』など。その他多数。
  • アウグスティヌス部会:アウグスティヌス『告白』『神の国(一)』『神の国(二)』など。
  • 分析哲学部会:野上志学『デイヴィッド・ルイスの哲学』
  • メタ倫理部会:蝶名林『倫理学は科学になれるのか』
  • 文学理論部会:ピエール・バイヤール「アクロイドを殺したのは誰か」など。その他多数。
  • 法学基本文献購読部会:法学の基本文献を読む。石川健治『自由と特権の距離』など。その他多数。

部員・活動の雰囲気について

Q. 読書会のみ/弁論のみ/ディベートのみの参加でも大丈夫ですか?

A. はい、大丈夫です。弊部での活動は全て任意参加です。ご自身の意志やご都合に合わせてご参加ください。

Q. 弁論やディベートの初心者でも大丈夫ですか?

A.もちろん大丈夫です!弁論はほとんどが初心者です。ディベートは確かに経験者も多くいますが、大学から始めてディベートを好きになり、大会で優秀な成績をおさめられた方も多くいらっしゃいます。

Q. 兼部・兼サーはできますか?

A. もちろんできます。弊部員にも兼部・兼サーをしている人は多くいます。牧原ゼミなどのゼミや、国際法研究会、瀧本ゼミなどのサークルが多い印象です。

    兼部・兼サーの例

  • ゼミ:牧原ゼミなど。
  • サークル:瀧本ゼミ、国際法研究会、UTDS、ESS、FairWindなど多数。
  • 部:運動会弓術部、運動会少林寺拳法部など。
Q. 男女比はどのくらいですか?

A. 代にもよりますが、男女比率(戸籍上)は大体3:1〜4:1におさまります。東大の平均とほぼ同じくらいです。

Q. 他大学との交流はありますか?

A. あります。弊部での活動自体には他大学の方々は参加されませんが、弁論大会やディベートの大会を通じて関わる機会が多いです。

例えば、弁論大会の後には、「レセプション」といって各大学の弁士や審査員と関わる機会があります。またディベートでは、顔見知りになった他大学のディベーターとチームを組んで大会に出場する部員も多いです。

その他

Q. 二年生から入部することはできますか?

A. もちろんです。二年生から入部される方も多く、毎セメスターに複数人います。

Q. 部費はありますか?

A. あります。平年はSセメスター入部者が5,000円、Aセメスター入部者が2,500円です。2020年度及び2021年度(予定)は新型コロナウイルスにより部の活動がオンライン化したため、Sセメスター入部者が3,000円、Aセメスター入部者が2,500円です。

Q. ITBとは何の略ですか?

A. 弊部の正式名称「第一高等学校・東京大学弁論部」を簡略化しローマ字にした「Ichiko Todai Benronbu」の略です。由来は安直ですが、呼びやすいので部内ではこの略称がよく使われます。