五月祭記念弁論大会について

五月祭記念弁論大会は、毎年5月に東京⼤学弁論部が開催する⼤会です。

各大学の弁論部の新入生に弁論大会の雰囲気を感じてもらう事を目的に開催されています。是⾮弁⼠たちの熱い想いに⽿を傾けにいらしてください。

なお聴衆の参加費用は無料、途中⼊退場は⾃由となっています。

第16回(2022年度)東京大学五月祭記念弁論大会について

[2022/04/10] 今年度のページを開設しました。

[2022/04/14] 五月祭運営委員会が設定する企画構成員・来場者の上限が変更されたことを鑑み、本郷キャンパスでの開催を断念致しました。従来のお知らせから会場が変更になっています。ご注意ください。

[2022/05/05] 大会次第及び大会趣旨を更新しました。

大会概要

  • 開催日時:2022年5月14日(土)
  • 開催場所:
    • 弁士・弁士関係者:国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟 小ホール
    • 聴衆:現地及びオンライン (Youtube Live)
  • 主催:第一高等学校・東京大学弁論部
  • 後援:第一高等学校・東京大学弁論部OB会「縦の会」

→ youtube liveのリンクはこちら

大会次第

    開会

  • 9:00 開場
  • 9:30 開会式
  • 午前の部

  • 10:00 ~ 10:25: 第一弁士 加藤 颯矢(東京大学)
    • 演題: 3.0+
  • 10:30 ~ 10:55: 第二弁士 岩附 海渡(学習院大学)
    • 演題: よい議論を行うには
  • 11:00 ~ 11:25: 第三弁士 河野 皓星(明治大学)
    • 演題: なんとかやっていくためのコーヒー・アンダー・ザ・ベッド
  • 11:30 ~ 11:55: 第四弁士 島倉 奏太(早稲田大学)
    • 演題: 壁をのりこえない
  • 12:00 ~ 12:50: 昼休憩
  • 午後の部 前半

  • 12:50 ~ 13:15: 第五弁士 高森 光(中央大学)
    • 演題: 見えないボーダーライン
  • 13:20 ~ 13:45: 第六弁士 飛田 龍一(慶應義塾大学藤沢)
    • 演題: 存在感
  • 13:50 ~ 14:15: 第七弁士 青木 智也(法政大学)
    • 演題: ゴーストの住む町
  • 14:15 ~ 14:35: 小休憩
  • 午後の部 後半

  • 14:35 ~ 15:00: 第八弁士 玉置 陸(日本大学)
    • 演題: 安全神話
  • 15:05 ~ 15:30: 第九弁士 田邊 水萌(早稲田大学)
    • 演題: ホンネ
  • 15:35 ~ 16:00: 第十弁士 上田惇央(東京大学)
    • 演題: 法的にはそうでも

    閉会

  • 16:00 ~ 16:45: 集計・審査
  • 16:45 ~ 17:30: 閉会式
  • 17:30 ~ 18:00: 写真撮影

※スケジュールは変更になる場合があります。予めご了承ください。
※弁士が弁論中の間は入退室できません。お時間に余裕をもってご参加いただきますようお願いいたします。

大会趣意

心地よい風が吹き抜ける立夏の候、皆様には一段とご清栄のご様子、心よりお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、SNSの発達とともに、自らの意見を発信する機会は極めて多種多様になり、弁論を用いずとも自分の意見を伝える機会は多くあります。むしろ、SNSであれば、一瞬で世界中の人々に自分の思いを届けることさえできます。さらに、2年以上に及ぶコロナ禍により、対面でのコミュニケーションの機会は減少し、その意義も見直されてきました。

そのような社会情勢でもなお、否だからこそ、今年の五月祭記念弁論大会は3年ぶりに対面での開催を決定致しました。その意義は弁論大会を続ける土壌を残すことにあると考えています。実行委員長を拝命した私は、弁論大会に弁士としても審査員としても参加したことがありません。その中で、対面開催の必要性について疑問を感じる場面も多々ありました。しかし、かねてより、本弁論大会は新入生が初めて見る弁論大会であり、その様子を肌で感じてもらうための機会を提供してきました。弁論には野次や質疑など、対面でより実感しやすいものもあります。故に、本弁論大会を通して、新入生の皆様に対面での弁論大会を経験して頂き、ポストコロナ社会で弁論大会に対面開催の意義があるかを考える一端として頂ければ幸甚です。

また、対面開催で可能な限り多くの人に弁論に触れて頂くため、例年とは異なり、弊大学のキャンパスではなく、オリンピックセンターでの開催となり、ご不便・ご迷惑をおかけしたことを改めてお詫び致します。それとともに、その開催にあたり様々な形でご支援賜った縦の会の皆様にこの場を借りて改めて御礼申し上げます。

最後になりましたが、弁士の皆様が当日演壇に登り披露される弁論が、聴衆皆様の心に届くことを切に願い、趣意書の結びとかえさせていただきます。

大会実行委員長 齋藤 優季