第一高等学校・東京大学弁論部

総長杯

総長杯(東京大学総長杯争奪全国学生弁論大会)は、毎年秋に東京大学弁論部が開催する大会です。

秋の学生弁論大会シーズンのなかでもとりわけ格式高い大会であり、毎年多くの聴衆でにぎわいます。

一般の方のご来場も歓迎しております。是非弁士たちの熱い想いに耳を傾けにいらしてください。

なお入場は無料・申し込み不要、途中入退場は自由となっています。

 

第36回(2016年度)東京大学総長杯争奪全国学生弁論大会について(終了)

本年も無事に終了いたしました。関係各位に御礼申し上げます。

大会結果につきましてはこちらもご参照ください。 

大会趣意

近年、原子力発電所の稼働、自由貿易協定への参加、さらには生前退位の可否といった、良い悪いと一概に言い切れない複雑な政治課題が山積し、「国民的議論」が求められる場面が増えている。報道や世論調査を通じても、それらのテーマへの関心自体は高まっているようにみえる。

しかしながら、実際に議論が深まっているかといえば、そうではない。それはなぜか。そのひとつの理由として、議論をする「相手」について意識が向いていないからだと考えられる。相手の主張に対して聞く耳を持たず、自分の主張と親和的な意見ばかりを聞く。そのような態度をとっていては、同じ意見を持つ者には自らの主張を受け入れてもらえるとしても、異なる意見を持つ者に理解させ、考えを改めてもらうことなど望むべくもない。 

今回この弁論大会に参加する弁士および聴衆には、議論をするという姿勢を持ってほしい。弁論は説得活動であり、その対象はもとから同じ考えを持つ者だけではない。きれいごとばかりを並べ立てていては、異なる意見を持つ聴衆の理解を得られない。

弁士には、それまでその提案がとられてこなかった理由なども明らかにしたうえで、弁士がそれでもなぜその提案をしたのか、ロジカルに、そして熱意をもって伝えることで、聴衆とのコミュニケーションをとってほしい。質疑に対しても逃げるような態度をとるのではなく、聴衆に生じた疑問に対し誠実に向き合うことを求める。弁士の弁論が聴衆の心に残り、実際に聴衆が何か新たな考えを持ったり、それについて行動を起こしたりすれば弁論による説得活動は成功したといえるだろう。

一方で聴衆も、弁士の弁論を無批判に肯定・否定するのではなく、主張について真摯に検討し、理解したうえで、自分の考えとの差異を率直に述べてほしい。

弁士・聴衆の間でコミュニケーションを成立させ、議論をする空間を提供することこそが、この大会を開催する目的である。

 

大会概要

日時:2016年11月6日(日) ※日程は予定です。

 開場8:30 開会式8:50-  

 弁論午前の部 9:20 - 11:35 (4名)

 弁論午後の部 12:25 - 14:40 (4名)、14:55 - 16:35 (3名)

 閉会式17:30- 終了18:20

場所:東京大学本郷キャンパス 大講堂(安田講堂)

 最寄駅:東大前駅・本郷三丁目駅・根津駅

 

申し込みについて(締切)

出場のお申込み:10月20日17時まで受け付けております。

出場資格:大学生・大学院生 

出場人数:11名(弊部から出場する弁士2名を含む)

弁論テーマ:自由。弁士の裁量に任せる。

弁論規定:弁論11分、質疑15分程度。

 

出場を希望される方は、姓名・大学名・学部・学年と、演題・テーマを記載の上、

弊部メールアドレス(ichiko.todai.benronbu@gmail.com)までご連絡ください。

 

※なお、応募多数の場合選考を行います。その場合原稿のご提出をお願いします。

 

出場弁士紹介

出場される弁士と、弁論開始時刻、演題、テーマ、所属団体、弁士プロフィールをお知らせします。

 

第一弁士 小堀 陽平(こぼり ようへい) 9:20〜

演題「1億5千万キロからの危機 テーマ「災害」

所属:第一高等学校・東京大学弁論部

弁士プロフィール:

死ぬのが怖い。それと同じくらい、沈黙するのが怖い。沈黙することは停滞だ。停滞すなわち死だ。無為姑息に生きることなど死んでいるも同然だ。どれほどの困難に対しても怯まず論ずること。それが弁士たる生き方である。そう信じて今日も演壇に立っている。 ……などと硬派ぶっていますが、演壇を降りれば普通の人間です。記録にも記憶にも残る弁論となるよう、精一杯頑張ります。

 

第二弁士 日野 皓太(ひの こうた) 9:55〜

演題「死を以って何を得るか」 テーマ「自殺

所属:中央大学辞達学会

弁士プロフィール:

日野弁士は、日野市で19年間生まれ育った。日野高校では主席合格を果たしており、本人の目標は「日野による日野のための日野」を作り上げていくことである。弁論会は開成高校、西大和学園といった名門校出身が多いため、コンプレックスを抱えている。しかし、壇上に立てば弁士という身分は平等である。日野弁士の説得術に大いに期待したい。

 

第三弁士 佐野 航介(さの こうすけ) 10:30〜

演題「命をつなぐ」 テーマ「臓器移植のドナー不足」

所属:明治大学雄辯部

弁士プロフィール:

静岡市清水区出身。クラスの自己紹介で焦るほどのあがり症ですが皆様を説得できるように精一杯頑張ります。

 

第四弁士 本郷 美典(ほんごう みのり) 11:05〜

演題「希望の福音」 テーマ「日本での代理出産の普及」

所属:法政大学弁論部

弁士プロフィール:

こんにちは、法政大学弁論部一年の本郷美典です。中学高校と卓球部で、弁論は全くの未経験で入部しましたが、部活動をしている時間は充実していて楽しく、あっという間に11月になったなと感じています。初めての大会出場で不安もありますが、せっかく頂いた貴重な機会ですので、悔いのないように頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

第五弁士 宮本 理華子(みやもと りかこ) 12:25〜

演題「更生への導き」 テーマ「再犯防止」

所属:慶應義塾大学弁論部日吉会

弁士プロフィール:

日吉会の同期に私の第一印象を尋ねると、「もの静か」「穏やか」という答えが返ってきます。彼らの言う通り、私は人前で話すのが苦手な、大人しい性格の持ち主です。そんな私をこの安田講堂の演壇に立たせるのは何でしょうか。それは、これまでの経験や思考を生かし、より良い社会を作りたい、という内に秘めたる情熱です。今日は少し勇気を出して私の信念をお伝えし、皆さんの心に響く弁論をしたいと思います。ところで、同期に現在の印象を尋ねると、「動きが変」「芸人魂」という答えが返ってきたのはどういうことでしょうか?

 

第六弁士 高谷 風子(たかや ふうこ) 13:00〜

演題「ブラックジャックの失敗」 テーマ「医療」

所属:中央大学辞達学会

弁士プロフィール:

政治家になる為、男ばかりの辞達へ飛び込んだ数少ない女性会員。男性会員を寄せ付けないその様から「辞達の女王」と呼ばれる。旧小沢王国跡地・岩手県に生まれる。5人兄弟の真ん中であるにも関わらず、「弟は奴隷」と発言するなど小沢王失脚後、着々と支配体制を整えている。そんな彼女が弁士としてどのように聴衆を説得するのかに期待したい。

 

第七弁士 天野 眞之(あまの さねゆき) 13:35〜

演題「償いのパーマストン」 テーマ「国際政治」

所属:早稲田大学雄弁会

弁士プロフィール:

眞之。帝国海軍聯合艦隊の名参謀・秋山真之と同じ名を名乗る彼は、雄弁会においてもその名に恥じぬブレーンっぷりを発揮している。彼無くして今の雄弁会は成り立たないと言っても過言ではないであろう。そんな知性に溢れる彼も、1つの業を背負っている。某国立T京大学を3回受験し、3回落ちている。彼はどんな心持で演題に立つのか……。彼の心の悲痛な…いや、社会変革への熱い叫びが今日この安田講堂に響き渡るであろう。

 

第八弁士 村田 知亮(むらた ともよし) 14:10〜

演題「早期発見の徹底」 テーマ「がん」

所属:明治大学雄辯部

弁士プロフィール:

愛知出身ですが、名古屋市ではないです。ドラえもんが好きで、毎週金曜日しっかり録画して観てます。ドラえもんのグッズをよく買います。豆知識は分からないので勉強中ですが、ドラベースはちょっとだけ詳しいです。せっかく関東に来たので、藤子・F・不二雄ミュージアムに行きたいです。外見は、丸眼鏡をかけてて帽子をよく被っているので、分かりやすいと思います。もし見かけたら気軽に声をかけてください!

 

第九弁士 恩田 華奈子(おんだ かなこ) 14:55〜

演題「未来のための投資」 テーマ「待機児童」

所属:拓殖大学雄弁会

弁士プロフィール:

ユニバのクリスマスツリーが今年で終わってしまうらしく、絶対見に行きたいなぁ、彼氏できなかったらいっそのこと一人で行こうかなとか考えちゃって、一人で行ったらもうただのやべぇ奴じゃん、いや、サンタさんにイケメンの彼氏くださいとかお願いしちゃったりして、結局見に行くことがないんだろうな、そんで、一人でケーキとか買っちゃって部屋暗くしながら、ばいばい、クリスマス、とかゆうツイートしてる自分を想像するともう、誰か拾ってください。(意味:大会初めてで緊張してますが、頑張ります。)

 

第十弁士 橋田 征憲(はしだ まさのり) 15:30〜

演題「健康なくして成長なし」 テーマ「労働問題」

所属:慶應義塾大学弁論部藤沢会

弁士プロフィール:

大学に入学し、辯論部に入部して半年以上が過ぎ、だんだんと寒くなってきた今日この頃。弁論界で過ごしてきた日々を思うと、非常に濃く、あまりも刺激的な日々であったと振り返る。今、この弁論界諸兄とこうして、自己研鑽をさせて頂いていることに感謝し、安田講堂にて、弁を振るわせて頂く。

 

最終弁士 吉沢 健太郎(よしざわ けんたろう) 16:05〜

演題「国民の知的資源を憂う」 テーマ「公文書管理」

所属:第一高等学校・東京大学弁論部

弁士プロフィール:

 (山の方の)横浜在住。音楽の趣味が古かったり、小学生の時から床屋で大学生料金を取られたり、高校の文化祭や修学旅行で教職員だと間違えられたりと、何かと年齢が高めに思われがちですが、18歳です。高校時代は生徒会など人前で話す機会がありましたが自己流だったので、大学では弁論部を志しました。今回は初めての大会ですが、臆することなく積極的な弁論を披露したいと思います。

 

なお弁論開始時刻等は変更となる場合がございます。お時間に余裕をもってお越しください。

その他くわしい内容に関しましては、当日配布しますパンフレットをご参照ください。